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宇宙帰りの朝顔が咲いた

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  宇宙飛行士の山崎直子氏とともに2010年ディスカバリー号で宇宙を駆け巡った朝顔の子孫(12代目)の種子が、めぐり巡って我が家にも届きました。ナオコ朝顔、一体どんな花が咲くのだろう、興味深々で蒔きました。国際宇宙ステーション(International Space Station: 通称 ISS )は、地上約400キロを秒速約7.7kmの速度で地球を約90分で一周します。この朝顔のご先祖様は山崎直子氏とともに238回も地球を回りました。  6月20日になって、三つの花が咲きました。あれっ? 遥かな宇宙に行ったのに咲いた所は地面すれすれです。宇宙飛行種子のご先祖さまに遠慮したのか、自分も次の宇宙旅行を目指して基地に待機しているつもりなのかわかりませんが、その蔓は空をを目指してぐんぐん伸びているので、次は高い所で咲くのを楽しみにしています。  そういえば、2022年2月3日 我が家での西北の夜空に宇宙ステーションが通過するのをみることが出来ました。次の観測の機会を狙ってアサガオたちもレーダーのように花びらを広げているのでしょうか。でも宇宙ステーションは夜にしか見ることができませんからアサガオ君が見るのは無理でしょうね。 

園芸で育ったハーブ類、 料理に役立っています

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 我が家の園芸はもう30年も続いています。バラなどの花の他、オクラ、キュウリ、トマトなど季節の野菜類の収穫を試みてきました。この中で、年中料理に使っているのはハーブ類です。  長年の料理の友は、月桂樹「ローリエ」(写真上)とローズマリー(写真下)です。山椒はどうも我が家では相性が悪く苗木を買ってきても1年で枯れてしまいます。  毎年六月頃スーパーでは根が付いたままのバジルが売られていますので、このうち半分はを鉢で栽培します。夏が過ぎ花が咲いて葉も固くなってきますがまだまだ使えます。10月頃には枯れてしまい、これでお終い。だから乾燥バジルの瓶をスーパーで探すことになりますが・・・。毎年、他の植物の鉢にいつのまにか生えてくる居候のシソは植え替えると大きく育ちます。これも時がたてば、葉が小さくなって固くなりますので、そのまま放っておけば翌年にまた芽が出て再会することになります。ミントは・・・すっかり忘れられていました。どこにあるのだろう?ようやくコニファーの鉢の下でしょんぼりしているのをみつけました。  収穫したハーブはキッチンの壁にかけておくと、手軽に料理に仕えるので便利です。

アピオスいもを掘り返してみました。

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    もう何年前になるのか、毎年のように我が家の細やかな園芸でアピオスいもを栽培しています。アピオスいもは、北米原産で先住民(ネイティブ・アメリカン)の戦士が戦いの際に食べたと言う滋養豊富な食物です。日本に入って来たのは明治時代、リンゴの苗木の混じって入ってきた帰化植物ですが、青森県では庭先で栽培されるようになりました。    私がこれを見つけたのは都内のスーパーです。銀杏を一寸おおきくしたような形でためしに茹でて食べましたが、山芋と里芋をミックスしたような味で美味しくないので、残りをプランターで育ててみました。    翌年は買った時よりも大きくゴルフボール位になっていました。今度は油で揚げてチップスにしました。これがお酒のつまみに最高でした。以来、小さなものは翌年用に土に埋めておきます。毎年6月頃にスミレのような花が咲き11月に蔓は枯れてしまいます。そして収穫の時期です。       近年のコロナ禍続きで買い物にもあまり出掛けず園芸もおろそかになり「アピオスいも」もそのまま放っておきましたが、3月になって掘り返してみたところ。ごろごろ出てきました。早速チップスにしました。お酒の友として毎晩のように堪能しました。勿論、小さないもはプランターに植え替え、秋の食べごろに育った時まで「飲ん方」の際の楽しみに残しておきました。また、6月頃に可憐な花も愛でる事が出来るでしょう。  

何十年ぶりだろうか 我が家に飛んできたタテハ蝶は・・・

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   毎年どこかに生えてくる初雪草、今年はバラの鉢に居候を決め込んでいます。大家サンのバラは迷惑そうですが赤いバラの花と白い初雪草がマッチしているので、このままにしておきましょう。おやっ? 蝶々が飛んできました。初雪草に蜜でもあるのでしょうか、さかんに吸っているようです。何十年ぶりでしょうか、この蝶が我が家に飛んできたのは・・・  小学生の頃、昆虫に興味があった私は夏にはかぶとむし、くわがた、蝉など標本を作り夏休みの宿題として提出していました。なかでも蝶は展翅板で一生懸命になって形をととのえたことを思いだしました。  年をとり、最近は園芸にのめり込んでいますので、すっかり昆虫のことなど忘れていましたが蝶を観察するのは久しぶりです。この蝶はアカタテハです。(学名: Vanessa indica)。前翅に鮮やかな橙色の帯模様があるタテハチョウで日本でよく見られます。タテハチョウの種類は他にルリタテハ、キタテハなどはありよく標本を作ったものです。  そうだ!昔の標本がまだあったはずだ。押し入れを探してみると、あった、あった、古びた標本箱の中にアカタテハ、ルリタテハ(学名 Kaniska canace :右標本箱の左下)の標本が残っていました。これは息子が小学生の頃,に採集したもので、展翅板で翅を整える事を教え作ったものと記憶しています。  私が小学生の頃ルリタテハを幼虫から育てた事を思い出しました。庭のおにゆりの葉に見慣れない濃い紫色の幼虫が十数匹もいるのを発見、どんな 蛾 ?になるのかなと飼育瓶で育てたところ、なんと、ルリ色の蝶が羽化しました。可哀そうに思いましたが、すぐに全部を標本にしました。学校に持っていくと理科の先生はこんな綺麗で完全な沢山の標本を見たのは初めてだと、びっくりしていました。そこで、これは教材として寄付しました。  年を経て、今は私の孫が蝉とりに夢中になっています。親父になった息子が種類など教えています。孫はアゲハチョウを獲った!と得意になっていましたが、翅はボロボロ、これでは標本にはなりません。逃がしてあげるように言いました。

パインアップルの葉挿しで栽培に挑戦!

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   コロナ禍のステイホームにあっても1週間に1度は食料品のまとめ買いは欠かせません。スーパーマーケットに出かけると店頭に並んでいるパインアップルが目に着きました。マスクを通して周囲に甘い匂いが立ち込めています。小振りですが手頃な値段なので買い求めました。台湾から輸入されたものです。  帰ってからインターネットで調べてみると、台湾のパインアップルの出荷は主に中国だったのですが中国政府が輸入を禁止したので仕向け先が日本となったようです。  小振りですが芯の部分も甘いとのことです。なるほど美味なり!まずは半分食べて、残りは後のお楽しみ。    さて、残ったパインの頭の葉の部分、久々に葉差しで栽培に挑戦してみることにしましょう。  十数年前に何かの園芸の本で紹介されていました。それによると食べられるような実は期待できなくとも花が咲き小さい果実まで成長するので観葉植物として面白いとの記事でした。 この時はフィリピン産のものを栽培しました。  試した所、葉は茂るもののいつまで経っても花は咲きませんでした。冬場に屋内に取り入れていましたが水をやりすぎて根腐れを起こし The End!  今回は前の失敗を教訓として育成してみますが、どうなる事やら・・・期待しています。  これは前回の15年前の作品です。

こんなところに小さな秋が・・・

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   もう11月末なのに日中は暖かい日が続いていますが朝方は7℃、ようやく冬らしく気温もさがってきました。一体、従来の日本の四季の移いはどうなってしまったのでしょうか。ささやかな屋上の園芸は秋の花々が終わりを告げ冬らしく寒々としていますが、おやっ?こんな所に紅葉が。いつの間にか秋が来ていたのですね。  思い起こせば10数年も前になるでしょうか。植木鉢の花の横に小さな木が発芽していました。小鳥が運んできたのでしょうか。これを植え替えました。月日が経っても片隅に置かれたこの木は、気にも留めませんでした。   晩秋を過ぎ11月末の暖かい日にバラなどに水やりをしていると、真っ赤に色づいた紅葉が眼にとまりました。2メートル足らずの樹が秋を告げているのです。      よく眼をこらすとプロペラのような種子が・・・これを小鳥が啄んでいくのでしょうか、それともドローンみたいに舞い上がっていくのでしょうか。そして、知らない場所で新しい命が芽生えるのでしょうね。  そんな思いを巡らせながら、紅葉の根本にそっと水を撒きました。

ヤヤッ!白いゴーヤが実った

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  半信半疑で買ってきたゴーヤ、見た所、苗は普通のゴーヤと変わりません。園芸店に残っていたのはこの白ゴーヤの苗だけ、今年はこれで夏の暑さを防ぐ緑のカーテンにしました。葉っぱも白くなるのでは・・・と危惧していましたが、いつもと変わらないで緑の色が茂ってきました。7月中旬になって見たこともない白いゴーヤが垂れ下がってきました。    何か妙ちくりんだなあ。手に取ってみると、いぼいぼのでっかい芋虫みたいです。   説明書きには苦みが少なくサラダによいと書いてあります。これも半信半疑で半分に切ってみました。中は普通のゴーヤと変わりません。薄く切ってタマネギとあえてお皿に盛りつけます。ンン・・・その通りだよ・・・まろやかな苦みが食欲をそそります。  なあ~る程、次の白ゴーヤの実りが楽しみになってきました。  ゴーヤといっているが 本当はゴーヤーが正しいらしい。そういえば、私は長い間アボカドのことをアボガドといっていました。  

朝の花(朝顔)が萎み、そして夜の花(月下美人)が咲いた

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   クンシラン、パンジーなど春の花の季節を終えて我が家のベランダの彩りも寂しくなりました。次は夏の花だ。そう思って園芸店からヘブンリィ・ブルー(西洋アサガオ)を二株買ってきました。6月の中旬につぼみをつけはじめ今では次々と咲きはじめました。7月になって今度は夜の花、月下美人がつぼみを付け始めました。(ちなみにこの花は9月にも開花します)   ヘブンリィ・ブルー は日本の一般的なアサガオとちがって、単純一色の青色の花です。最近は二色の絞りなど品種改良がなされた種類がありましたが、私は従来の青色一色が好きです。     朝、カーテンを開けるとベランダに透き通ったブルーの花が一輪、二輪・・・十二輪と勝手気ままな位置に咲く花の風景で目を楽しませてくれます。    一方、こちらは 月下美人 、7月9日に夜の八時頃から、膨らんだつぼみが開いてきました。あたりには芳醇な香りが漂ってきます。この花の英語名は[Queen Of The Night] さすがにあでやかな姿ですね。今晩は六輪、真夜中に満開になりますが、そんなに遅くまで付き合っていられません。10時に撮影しました。隣のつぼみは明晩登場のクイーンですね。   朝のコーヒーを飲みながら愛でるベランダのヘブンリィーブルーはさしずめ 清楚なプリンセス、夜の女王様のお供はやはりウィスキーでしょうか・・・夜も更けたがもう一杯いきましょう!

タイガーテール(サンセペリア)の花が咲いた

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  7月中旬、鉢植えのタイガーテール(サンセペリア)の葉の間から細い茎が生えてきました。数年前あまりにも密集し根が弱ってしまった親株から葉差しをし、大きく育った株です。その枝に花のつぼみが付き始め8月に入って開花しました。ほう!初めて見る花です。  40年まえ、私は家族とともに仕事でサウジアラビアで暮らしていました。その社宅にはこのタイガーテールが壁際に沿って植えられており、単調な砂漠の生活に潤いを与えてくれました。この乾いた砂漠の気候にも変化があります。11月ごろ雷とともに雨が降り出し、2月には、カーキ色の砂漠はお花畑に変貌します。我が家のタイガーテールもこのころ花が咲き出します。その花は薄緑いろで決して可憐とは言えませんでしたが、私たちのお宝の一つと言えたでしょう。 今、日本で咲いたタイガーテールの花、40度の気温の中の砂漠に育つ種類と違うのでしょうか細い花弁は白色です。もう一つの種類からも花が咲きました。クーラーの効いた部屋の中で目立たないながらも花の息吹を誇示しているようです。この暑い日本の夏、この花も私たちのお宝にしましょう。 この目立たない花、8月のある日ひっそりと萎れていました。

今年もあでやかな月下美人が咲いた

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   十数年前だったか知り合いからサボテンみたいな植木をもらいました。その名は月下美人とよばれる植物です。初夏、つぼみがどんどん大きく膨れてある夜あでやかな花を開きました。1年にたった一度きり、外の暗闇中ではともすれば見損なってしまい、朝にしぼんだあわれな姿を見ることがしばしばありました。  年が経つとともに月下美人は背が伸びて寒い冬も家に取り込まれなくなり、枯れてしまったり葉がきばんでしまいました。そこで切った葉を挿し木にしたところ数年で花が咲くようになりました。Queen Of The Night(夜の女王)とも呼ばれるあでやかな彼女をインタビューしてみました。 7月6日(土) 07:00=オッ、今日の晩に咲くぞ!つぼみは大きく膨らみ始めました。 18:00=最初の花が開き始めました。女王様のお出ましです。 21:00=満開です。4っの大きな白い花が妍を競っています。どれもが名の通り美人のですねえ。あたりには甘い香りが漂ます。ベランダに置いてある鉢にも咲いていますが、よく見えません。暗闇の中ではもったいないですねえ。 22:00=まだまだ彼女たちとデートしていたい。だが、夜の女王と一晩中つきあってはいられません。密着取材はこれまで、お休みなさい! 7月7日(日 ) 07:00= あーあ、女王様たち、だらしない。だから,夜更かしは美容の敵だと言ったでしょ。まっ、いいか。枝にはまだ王女様たち(つぼみ)がいます。今晩清楚な姿を見ることができますね。  これは、一昨年大きくなりすぎた親元から分けた苗木です。冬は室内に取り込み5月になってから外に出しました。6月つぼみが付いたので友人たちにプレゼント。大変喜ばれました。7月10日開花したそうです。しか~し、何年か経って大きくなりすぎ冬の間は室内に取り込められなくなりそうです。どうなるんでしょうねえ。いささか心配です。 月下美人とは*  ゲッカビジン(月下美人)学名はEpiphyllum oxypetalumという中南米原産のサボテン科の植物です。英語ではDutchman's PipeまたはQueen Of The Night です。開花時期は7月~11月といわれていますが、我が家では7月のあと9月に咲く株があります。生育には10度c以上の気温が必要なので、冬場は室内の日当たりのよい場所に置いておきます。