春の運河ーまるでウクライナの国旗のようです。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 3月 02, 2022 春の気配が感じられる頃になりました。東京の運河の散歩道には黄色の菜の花が咲き始め、青い水面と重なって平和を愛するウクライナの国旗のように彩られています。ロシアの武力侵攻でウクライナの都市は破壊されつつあり国民は恐怖に苛まれています。どうか早く戦火が収まって、この岸辺のカモメのように人々にゆったりとした平和な生活が訪れるように祈っています.。 No war! ウクライナに平和を リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
アラビアの海で貝を拾おう! - 8月 10, 2007 かつて私が仕事のため家族と永年住んでいた所は、サウディアラビア王国のアラビア湾側のカフジという町でした。沙漠の国といいながら、海岸沿いのこの町の人口は約4万人、会社の社宅の前には青い海が広がっています。 ここは、私が子供の頃、夏休みに良く貝拾いをやった神奈川県の湘南の海岸に似ています。 カーキ色の果てしない沙漠、その突端はアラビア湾で途切れます。そこからは緑がかったアラビアンブルーの色の遠浅の海が続いています。海岸には無数の貝殻が散乱しています。嵐の翌日、海岸を散歩していると海岸には強い太陽に照り付けられてボロボロになった貝殻の上に、打ち上げられたばかりのつややかな貝が目に付きます。 休日、家族そろってそうした貝を集めるのも娯楽の少ないこの沙漠の町では、楽しいひと時なのです。 カフジに住む同僚のK氏ご夫妻が集めた貝です。額に入れて飾ると部屋のインテリアにもなります。まるで蝶々のようですね。ブログ掲載のため写真をお借りしました。 この海岸で一番多く見られる貝。イモ貝と呼んでいました。食べられる・・というが、二本の目のような触角が殻の中でにらんでいるので気味悪く、遠慮しておきました。 夕食の一品とするため、仕事を終えたあとリクレーションをかねて、海岸の岩場の海で潜って採ります。日本のさざえよりずっと小型ですが、このさざえもどきのつぼ焼きは美味です。1990年代には数がめっきり減ってしまいました。 さんご礁に生息しています。これも楽しい休日のリクレーション、貝柱は刺身、バタ焼き、しょうゆ焼きなど。(詳細は2006年1月12日ブログ(愛媛県愛南町の珍味ヒオウギ貝)でリリースしています。あわせてご覧ください) 海底の岩にしがみついています。ちょっと見ただけでは岩と同じで判りません。貝柱が美味なので、潜ってトンカチで剥がして採ります。(詳細は2006年2月27日ブログ(アラビアの海に住む謎のアンパン貝)でリリースしています。あわせてご覧ください) 日本の海岸では子供の頃もよくさがしました。 懐かしい思い出です。なかなか見つからないので たから貝といって子供たちのあいだで人気がありました。アラビアにもいるのですねえ・・・それもゴロゴロと。 この細長い貝は1980年代には海岸のいたるところに転がっていましたが、91年の湾岸戦争以降、数は減... 続きを読む
七人の侍のロケ地だった鮎壺の滝(静岡県沼津市)を訪ねて - 9月 30, 2018 「七人の侍」言わずと知れた黒沢 明監督の名作である。この映画の一場面にこの鮎壺の滝が収められている。この滝は静岡県JR沼津駅から御殿場線に乗り換え二駅目の下土狩(しもとがり)駅から徒歩5分の所にある。今回、バス旅行でこの滝を訪れる機会を得た。 まずは鮎壺公園に入る。 鮎壺の滝は静岡県沼津市と駿東郡長泉町の境に位置する黄瀬川の滝である。落差は約10m、幅約90mで、三条の本流と数条の支流で構成されている。公園の中を歩いてゆくと奥手の方から勇壮な滝の音が聞こえてくる。 およそ一万年前の富士山の噴火による溶岩の間で形成された。平成8年には県の天然記念物の指定を受けている。 ここからはるかに富士山が眺望できる絶景の場所と言える。 今日の富士山の頂上に雲がかかっていて残念なが勇壮な富士とはいえなかった。(右手)水量が少ない時は滝の裏側から水のカーテンを通して川の岩場が眺められる。 この滝の上に黒沢 明監督のあの名作「七人の侍」の一シーンがある。六人の侍ががそろって下を眺めている。その滝の下には三船敏郎扮する侍が鮎を捕まえている。約6秒間水に潜って鮎を捕らえ串焼きする場面、この映画を何回もみたが、まさかこの滝とは知らなかった。 下土狩駅前の長泉観光交流協会(伊豆半島ジオパーク長泉ビジターセンター)で説明を受けた。そこで今、目にした滝と映画七人の侍のシーンの滝を見比べることができた。 (右手の写真はその模型) 鮎壺の滝はほかのも映画のロケ地にもなったそうだ。 暇人のつぶやき: ただ、この滝はマンションが立ち並ぶ住宅地の中だから自然美だけを見ようとすると難しい。なるべく滝の方向だけに目を注いだ方が良いかもしれない。虫に注意、やられた! 続きを読む
アラビアの至宝展とサウジアラビアの思い出 - 6月 10, 2018 2018年1月から東京国立博物館で開催されている Road of Arabia―アラビアの道 サウジアラビアの至宝展,これは見ておかねばならん、実は私は長年にわたってサウジアラビアで勤務していました。妻と二人の子供も4年半にわたってサウジで暮らしていました。そこで終了ぎりぎりの5月8日妻と連れ立って見学しました。懐かしいサウジの思い出と共にご紹介します。 博物館に入ると古代の石像が出迎えてくれます。だが、私たちが見てきたアラビアとは雰囲気が違います。現代のサウジアラビアは聖地マッカやメディーナをかかえたイスラム教の中でも厳格な戒律を踏襲しているスンニ―のワッハーブ派ですから、このような偶像は現地では見たことはありませんでした。 現に日本から来るお客は手土産に藤娘など人形をもってくる人が多いのですが、厳格なイスラム教徒の友人は困った顔をして「もらったが私には不必要だ、これはあなたにあげる」と言われた事もあります。会場には顔がそがれていたり、頭部のない石像が展示されていましたから、イスラム以後は偶像はご法度だったのでしょう。 そんなことですから在任中は同地の古代遺跡に触れる事がありませんでした。休暇の際、イラク、シリアのメソポタミア文明、イランのダリウス王朝時代の遺跡を訪れようと旅行のプランを練りました。まず手始めにエジプト文明、壮大なピラミッドやスフィンクス、ツタンカーメンの墓、カイロ博物館は心躍るものでした。次はメソポタミア文明だー そう思っていた矢先イランーイラク戦争(1979-1989年)が勃発し、旅行プランはご破算になってしまいました。その代わりに本社に帰任の際、足を延ばしてギリシャ、クレタ文明の遺跡を堪能しました。 今回のサウジアラビアの数々の遺跡からの出土品を時間をかけ十分満喫しました。展示品の出土地の リアド、アル・コバル また、古代貿易の拠点、 タルート島 へは何回か訪れたこともあり、大変興味深いものでした。 サウジアラビアの首都リアドの近郊には2010年に世界遺産に登録されたデルイーヤの遺跡があります。 ここは第一次サウド王国の首都でしたが1749年にトルコのオスマン帝国によって破壊されてしまいました。私たち家族で訪れた時は廃墟のイメージでしたが、その後訪れた時には整備されていました。... 続きを読む
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