梅、桜の花の季節が移り風薫る五月、元号が平成から令和に代わってはじめての端午の節句を迎えました。例年のように年代物の五月人形を年号の変わり目に新しい気持ちで飾りつけました。
昭和15年、私の初節句の五月人形、歳月を重ねると共にその数は減ってきました。なぜなら、飾るべき床の間が今や無いからです。置く場所は窓際の片隅です。それでも何とか格好を付けました。 思えば、この飾りは昭和ー平成ー令和と三つの時代に毎年の五月には目を楽しませてくれています。私は幼い頃から母に教わりながら飾りつけを手伝いました。 しかし年かなあ~手順を忘れてしまっています。
ここかな、待てよ?こちらが先だ・・・ようやく出来上がったのはこれ。
私に長男が生まれ、親としてすくすく育ってほしい。そういう思いで次男にも新しく冑を購入しました。(昭和50年頃) その願いが叶って平成には親となった長男に子供が生まれ、私はじい様に昇格。この飾りを代々受け継いでほしい。そういう思いがわき起こってきました。(平成18年) 昭和ー平成ー令和と受け継がれている五月人形は次の世代をどのような目で見て行くのでしょうか。
コメント
コメントを投稿