築地市場が移転する前にー行ってきました

 東京の台所と言われる「築地市場」。毎日全国各地から新鮮な魚が届けられています。先月、築地のすし屋でにぎりをつまみながら板前さんと雑談をしていると仲買人しか入れないと思っていた場内市場に個人でも入場して買い物ができるとのこと、今まで何度も場外市場では買い物を楽しんできましたが、来年豊洲に市場本体の移転をする前に見ることとしました。 インターネットを検索してみると築地場内、場外の散策プランがありさっそく応募しました。案内人つきなのでいままで知らなかったことも期待できます。

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 東京都中央卸売市場築地市場。昭和10年の開設以来70年、東京の台所と言われる「築地市場」
、毎日ここから新鮮な魚が届けられます。


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 場内では 作業車のターレ(ターレット)が縦横無尽に行き来しており、仕事にお邪魔虫の私たちは遠慮勝ちに歩きます。来るたびに飛び退いていました。電動だから音が静かなので後ろから来た車に気が付かないこともありました。

 ところが、数多い外人サンはそれにお構いなく写真を撮っています。作業車はそれをすり抜けて走っていきます。でも、観光スポットとして世界中に有名になった築地、これぞ訪日外国人観光客にたいするお・も・て・な・し なのでしょうか。


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 もうとっくにセリは終了していますが、 数々のお店では場外のように威勢の良い掛け声はなく、てきぱき進む作業のざわめきだけが聞こえます。さすが魚河岸!プロの活気が感じられますね。

 市場の建物は昭和10年に出来たもの、場内の内部はやはり老朽化が目立ちます。

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 各お店に並べられた鮮魚の数々。このお店では貝類が大好きな私は立ち止まってしまいます。外人サンも興味深々。

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 解体直後でしょうか、圧巻はデンと並べられたマグロ。切り身にして並べられたものは個人にも売ってくれます。買いたいが案内の人がどんどん先にいってしまうのであきらめました。

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 ここが、人気の場内のすし屋さん、待ち時間が長いのは覚悟してください。

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 築地場外市場は 本体移転後、新しい商業施設に生まれ変わります。名称は「築地魚河岸」 新鮮な鮮魚や食材をそろえ、この築地のにぎわいの新しい魅力を提供するとのこと。 来年夏にオープンする予定です。

 レトロながらも、この活気と雰囲気は見納めになります。今のうちだとあちこちで買い物をしてしまいました。今日はクーラーボックスをもってこなかった。残念、鮮魚はまたにしましょう。

 来年11月に豊洲に移転が決まったこの古き良き時代の築地市場、しっかりと頭に刻みこんできました。

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