アラビア湾の潮風に吹かれてーセーリングの想い出
ぎらつく頭上の太陽、その合間の潮風。目に映えるアラビアンブルーの海。ここはサウディ・アラビアの東部地区のアル・カフジ、アラビア湾(ペルシャ湾)に面した町です。かつてここにはカフジ・ヨットクラブがありました。赴任中はここでヨットを楽しんだものです。

私も1070年代の後半からこの地に勤務して3回の赴任を重ねました。述べ18年間になったでしょうか。海務に従事していた私は休日に行われるレースにはなかなか出ることが出来ませんでしたが、最後の1990年代の赴任では当ヨットクラブのコモドールに就任しました。
ようやく優勝カップを手にしたのもこの頃です。
470、Y-15,レーザー、それにウィンドサーフイン、週末や休日には色とりどりのセールがアラビアの海を賑わせていました。 また、毎年持ち回りで近隣の欧米会社とのレガッタを開催しヨットマン達との親交を深めてきました。中でも1993年にダハランのハーフムーンベイで行われたダハランセーリングクラブ主催のレース (この時はレーザー級) は心に残るレースでした。もっともその時私は監督でしたが・・・。欧米のオリンピック級の強豪選手がいる中で日本代表選手は奮闘しましたが最高で8位と勝ち目はありませんでした。でも国際レースに出場したんだーという自負だけは残りました。
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