アピオスいも(ほどいも)を育てて見ました 日記 園芸 生活

 昨年の春、スーパーマーケットで珍しい芋のパックを見つけました。名前はアピオスいも もともとは北米のネイティブ・アメリカンの食料ですが、わが国では青森県の南部地方で「ほどいも」と呼ばれ栽培されています。新しもの好きの私の目に☆がキラリ、 早速買い求めました。 量が少ないので、まずは園芸で増やすことにしました。

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 アピオスは西洋梨の形をした芋で北米原産マメ科の植物です。学名はアピオス・アメリカーナ、非常に栄養価が高く古来からネイティブ・アメリカンの強精食とされ戦いの際に食べたと言われています。青森県で「ほどいも」]とか「ほどっこ」の名で庶民の味として親しまれてきました。明治時代にりんごの苗と共に土に紛れてやってきた帰化植物といわれています。

 庭先などで栽培していたこの地方では、よその土地に嫁ぐ娘の身体を心配した母親が、嫁入り道具のひとつとして娘に持たせていたという話もあったそうです。 6月中旬になるとスミレのような可憐な花をさかせます。

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 花には実がつかず、秋も深まってから蔓も枯れてしまいました。 土をt掘り起こしてみると直径が約4cmくらい、茶褐色で根茎に5~10cm間隔で数珠のようになって土の中から出てきます。買ったときよりも大きな芋が連なって収穫できました。でも西洋梨の形をしていませんねえ。

 さて、買った芋のビニール袋のレシピに書いてある通り電子レンジでチンしてみました。 ホクホクした食感ですが里芋と山芋がミックスして水分を抜いたたような味で、 じゃが芋やさつま芋に比べ評価は 「・・・・」 とでもしておきましょう。 と、いうわけで残りの芋は次の年にまたプランターで育ててみることにしたわけです。

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 さて、今年は5月に入り発芽、蔓がぐんぐんと伸びてきました。豊かな葉が茂ってきましたので、これを夏のあいだの強い陽光を遮るシェード代わりにしようとネットの棚に絡ませました。

   6月中旬に白地にむらさきの花が咲き始めました。 

 秋になったら芋はかなりの量を収穫できそうです。だが、もっと美味しい食べ方はあるのでしょうか。 
 多分、食べるのを止めてまた来年の夏のための日よけの植物として活用するつもりです。


追記:  いやあ~見直したぜ! アピオスいも

 11月10日 すっかり蔓が枯れたので、アピオスいもを掘り起こしました。出るは出るはごろごろと・・・来年の園芸用には多すぎます。 そこで、でかいもの(4cmから6cm、多分2年ものでしょう)と中型を食べることとしました。今回は蒸して見ました。 んんんんンン こりゃ旨い。 豆科の植物だから、そらまめのようなじゃがいものような・・・・ふしぎな味です。昨年のすかすかのジャガ味とは全然違います。見直したぜアピオス!
 来年よろしくね・・・・。

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