ビールの友だよ、らっきょうのワイン漬け
6月初めにスーパーマーケットでビニールの袋一杯の洗いらっきょうを見つけました。当節、手間をかけてらっきょう漬けを作る人はいないのでしょうか、棚にきれいに並べられた野菜から離され、無造作にかごの中に置かれ値引きのラベルが貼られています。 らっきょう、懐かしい思い出が頭を過ぎります。幼い頃、私の母が梅雨時にはかならずらっきょうを皮むきして、ガラスの大瓶に漬け込んでいたからです。私も姉と共に皮むきを手伝いました。
どこかの居酒屋のお通しで出た、らっきょうのワイン漬け、これがまた ビールに良く合うんですね。以来、すっかり虜になっていましたがどこにも売っていません。その日スーパーで見つけた皮むきをしないですむ洗いらっきょう。 これで作ってみようと買って帰りました。
早速試しに一個つまんでみると、うむ、この材料でいけそうだ。腕によりをかけて赤ワイン漬け事始。
自分で作ったレシピは次のようなものでした。
・ らっきょうは水洗いする。これを熱湯消毒した広口のガラス瓶(梅酒用)に入れる。
・ 塩、小匙1杯。砂糖とハチミツを大匙5杯ずつ 酢200cc、水100ccを鍋に入れて熱し、冷ましておく。
(いいかげんですが)
・ これを瓶に入れ、1000円程度のテーブルワイン〔赤〕をひたひたになるまでそそぐ。
(安いワインは渋みが少ない)
・ 以後、毎日ゆすってかき回しておく。
かなりいい加減だがこれぞ男の料理、2週間目に試食してみました。ビックリ!まいう~! あの居酒屋のそれと優るとも劣らずと自画自賛しながら, キッチンおたく笑い。 ヌ、へへへへへ
それから、毎日の晩酌のビールの友となり、熟成してムラサキに色づく前に減ってしまいました。一人で食べるのは気がひける、瓶につめて友人にも賞味してもらいましょう。
まだまだ、わがキッチンおたくの腕がうずきます。どうだ、これでもか、作ったぞジャンジャン、見よ!この酒の肴を!
左から きゅうりのチーズあえ、マヨマヨ。くろしびかますの干物 それにらっきょうのワイン漬け。
あ~あ、うんめ~え。
そこに妻の声、「貴方、夕食よ」
出てきたおかずは小あじのマリネー、えっ、こりゃ酒の肴として最適だよ。ビールもう1本飲ろう。
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