「アッ、へそが見えない!」風呂に入ろうと服を脱いだとたん、青くなりました。幸いにして鏡に映ったわがお腹の下にはオヘソが笑っています。 夕食後で胃袋が膨れているせいもありますが、自分のへそが見えなくなったら危険信号です。 まずい・・・いまをときめくメタボリック症候群のお仲間入りです。

 私は子供の頃からG-パンを穿いていますから、根っからのジーンズ党です。しかし、わがウエストは20代のイケメン(プッワラワセルナ)の頃の73cmから、いまや86cmと大分お腹に貯金が貯まってしまいました。 メタボの検診はウェストサイズではなく腹囲ですから、これよりもっと太めに出てしまいますね。もうルーキーのメタボリアンです。

  ヤバイ

 昔から私の好みはリーバイズの紺のストレートジーンズ、だから今は505-03 W34 L34が定番です。心なしか、それもきつくなってきているようです。

 これ以上、ウエストが太くなるとその上のサイズではダブダブです。愛用のジーンズが穿けなくなるのも悲しいですね。家族からはメタボ解消するにはもっと減量しなくてはとはっぱをかけられていますが、 きついですよ、好きなものを食べられないのは。 ガックリ・・・  

 肥っている人はジーンズが似合わないのでしょうか。 

 アメリカの中西部の農村や牧場のオジさんたち、例外なく肥っています。 だが、LLサイズのジーンズを穿いてピチッときめていますね。 ・・・ということは、ジーンズはもともと彼らのためのもの、似合わないわけはありません。 

 しかし、町を歩くには若干のアクセサリーを身につけることが必要です。

 まず、シャツは赤いチェック柄、はだけた毛むくじゃらの胸にきらりと光るペンダント。ベルトは飾りのついた幅広のもの。 先のとがった模様入りカントリーブーツ。 腕にはじゃらじゃらのブレスレット、髯も蓄えましょう。

 ジーンズのベルトの上には突き出したお腹がありますが、こんなダンディな格好には遠慮したのか、まったく気になりません。 後ろ姿もでっけえ尻に、リーバイの革のタグが歩くたびに揺れています。 ジーンズの真髄を見せますネ!

 それに脚が長い・・・。 

( 私のジーンズの裾揚げで、布がざっくり切られる時の悲しい気持ちを察して下さい。 トホホ・・・ )

ジーンズの膝のあたりがちょいと白くなっています。このチャームポイントが脛の長さを引き立たせています。これが決め手かもしれませんね

 東京のホテルで見た中年のアメリカ人はこんな格好で奥さんと手を組み颯爽と歩いていました。粋ですねえ。 

かっこE~ 

 でも、私がそんな格好をしたら、女房が手を組むより先に腰を抜かしてしまうでしょう。

 やはり、減量かな。 さよならメタボ・・・・。   ソノ トオリ!


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