一日に3度楽しめる酔芙蓉の花
9月~10月が開花時だと専門書にありましたが、我が家の今年の酔芙蓉の花は8月一杯で終わってしまいました。芙蓉の花言葉は「しとやかな恋人」です。なるほど、このたとえは当を得ていますね。見ていて飽きが来ません。この美しい恋人の顔は朝は純白、昼は淡いピンク、夕方は紅色に変わり、まるでお酒に酔っ払っている様なのでこの名前が付いたそうです。彼女を密着取材してみました。
7月末、ベランダの鉢植えのつぼみもふくらんできました。そして、8月11日のこと・・・。午前8時
おおきな白い花、清楚な美しさ。それを愛でながらの朝食です。
花の香りか、コーヒーの香りかどちらをとっても いいね。
正午
昼間からお酒を飲み始めているのでしょうか、ほんのりと頬をピンクに染めた酔芙蓉の花、風にふらふらとなびきます。
ずるいぞ!一人酒は。
こちらは昼食のスパゲッティだけ、
ワインを飲みたいのだが・・・。「昼間から駄目ですよ!」と妻の声。
午後3時 花は相当酔いが回っているようです。赤くなっています。 しとやかなしとやかな花美人が酔っ払ったら、介抱しなければなりませんね。
暑さもあって葉っぱもぐったりしています。酔い覚ましの水を撒いてあげましょう。
午後6時
私は風呂あがり。いい気持ちですねえ。「どうだい、一杯付き合ってくれないか」
花に花にむかってビールをすすめる私に「もうお酒は沢山」 と言いたげに花は首を振るばかりです。
仕方が無い、独酌で飲っか・・・。
翌日の朝
酔芙蓉の花はぐったりと萎んでしまいました。二日酔でしょうか。あ~あ、だらしない。幻滅。 写真は撮らないでおきましょう。かわいそうですから。
その翌々日
おっ! 白い花が咲いている。 また、今日も酔っ払ってしまうのでしょうか。
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