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11月, 2008の投稿を表示しています

ふわふわの綿が収穫できたー我が家の園芸

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  棉と綿、一体どう違うのだろう? 前者は棉の木や実の意味であり、後者は棉から種子が取り除かれ「棉打ち」されて初めて糸偏の「綿」となるようです。。4月末、私の妻が友人から棉の実を貰ってきました。ふ~ん棉はこんな格好をしているのか。テレビでは棉を摘む画像を何回も見ましたが手に取って見るのははじめてです。    棉をほぐして見ると中には十数粒の種子が入っていました。早速プランターに植えてみました。時期が早すぎたのか発芽しませんでした。調べてみると平均気温が23℃にならないと発芽しないそうです。 5月末に残りの種子を蒔き直しました。  1200年前、天竺人によって日本に伝えられたという 「棉」 我が家でも栽培できるのでしょうか?          6月中旬に棉が発芽しました。日々グングンと成長してきます。(6月27日 撮影)  葉も大きく茂ってきました。乾燥を好むとのことですから雨のときは部屋に入れます。(7月7日 撮影)  棉の木に清楚な花が咲いた!(8月6日 撮影)  棉の花は夕方になると赤く変色し萎れてしまいます。 これから結実するのに何日かかるのか楽しみです。  花は次々と咲いていきます。 あるものはもう小さな実を付けています。 (8月13日 撮影)  堅い棉の実が大きく膨らんできました。(9月17日 撮影)  実がはじけ、丸い白い棉が飛び出してきました。(10月4日 撮影)  仲間の棉の実も次々と白いかたまりを作ってきます。 しまった!雨に濡れてしまいました。堅く縮んでしまったものもあります。 もう、どんどん摘んでしまいましょう。(10月10日 撮影)  収穫した 「棉」 を集めました。 種子をとって、ふわふわの 「綿」 になりました。集めた種子は保存して来年トライしてみるつもりです。  まくらかクッションをつくるにはあと何年かかるでしょうか。 気の長い話ですね。(10月17日 撮影)                                        やややっ!収穫した後の棉の木にまた蕾が出てきました。   もしかしてPart 2!(11月6日)  気温は12℃の日が続きましたが、11月14日に開花しました。この日は19℃。この暖かさは数日だけ。それ以後はぐっと下がり、もう冬の季節。   乞うご期待! と言いたいのですが「何々ーPart 2」はヒット

三浦半島、森戸川の秘境を往く

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   逗子に住む友人のO氏からメールがきた。 秋の森戸川を散策しませんか、との誘いである。 はて、森戸と言ったら湘南の夏、森戸海岸の海水浴としか頭に浮かばない。早速、地図で調べてみた。森戸川は海に注いでいるからその源流を発する山があるはずだ。 三浦半島の二子山山系、そこにはいくつものハイキングコースがあることがわかった。今回友人がプランを立てたのは、逗子駅からバスで長柄交差点を降りたところを基点とする森戸川林道のコースである。 10月23日秋晴れのハイキング日和。 森戸川にかかる橋をわたり、しばらく歩くと林道のゲートにさしかかる。  ここには葉山町森林組合の立ち入り禁止の柵が設けられている。山野草の盗掘や山椒魚の卵の持ち去り、マウンテンバイクを乗り入れ、ゴミの放置など眼に余る不逞のやからへの対策と思われるが、秩序を心得たハイカーの入山は大目に見てもらえるようだ。    森戸川の自然  ここからは、自然の風景が続く湘南の秘境である。 言葉で綴るよりも眼で見るほうがよさそうだ。コメントだけにとどめよう。  思ったよりなだらかな山道が続く。 ひっきりなしの野鳥のさえずり。  沢に下りてみる。今年は水量が少ないというが、せせらぎの音が心を洗う。 水辺には沢がに、蛙、水面には小魚の姿が見える。トウキョウ山椒魚も生息しているという。  縄張り意識の強いリスの警戒の声が響く。 ハイカーたちも足を止めて探すが姿は見えない。  川にそった道もよく整備されていて歩きやすい。息切れがしないから景色を堪能する余裕も出てくる。  台風で倒れた杉の樹、自然のままに朽ち果てるのであろうか。                                                倒れた木が山道を塞ぎ荒々しい自然の姿が眼を驚かせる。  倒木にはもう植物が寄生し自分の生活の場を広げている。  岩肌から清水がにじみ出ているのを見つけた。 顔を近づけると苔の匂いがした。   突然、現われた無粋な橋梁、三浦中央道だ。ひっきりなしの車の騒音、山歩きの興をそがれた。 治水のため砂防ダム、 これくらいの人工物はやむを終えまい。                                そろそろ 目的地が近い。   出発地点から約1時間、林道の終点に着いた。   丸太ベンチが用意されている。昼食のおにぎり