アピオスいもを掘り返してみました。
もう何年前になるのか、毎年のように我が家の細やかな園芸でアピオスいもを栽培しています。アピオスいもは、北米原産で先住民(ネイティブ・アメリカン)の戦士が戦いの際に食べたと言う滋養豊富な食物です。日本に入って来たのは明治時代、リンゴの苗木の混じって入ってきた帰化植物ですが、青森県では庭先で栽培されるようになりました。 私がこれを見つけたのは都内のスーパーです。銀杏を一寸おおきくしたような形でためしに茹でて食べましたが、山芋と里芋をミックスしたような味で美味しくないので、残りをプランターで育ててみました。 翌年は買った時よりも大きくゴルフボール位になっていました。今度は油で揚げてチップスにしました。これがお酒のつまみに最高でした。以来、小さなものは翌年用に土に埋めておきます。毎年6月頃にスミレのような花が咲き11月に蔓は枯れてしまいます。そして収穫の時期です。 近年のコロナ禍続きで買い物にもあまり出掛けず園芸もおろそかになり「アピオスいも」もそのまま放っておきましたが、3月になって掘り返してみたところ。ごろごろ出てきました。早速チップスにしました。お酒の友として毎晩のように堪能しました。勿論、小さないもはプランターに植え替え、秋の食べごろに育った時まで「飲ん方」の際の楽しみに残しておきました。また、6月頃に可憐な花も愛でる事が出来るでしょう。