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10月, 2014の投稿を表示しています

今晩は刺身で一杯やっか

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  今日は息子が釣りに出かけています。久々に刺身で一杯飲りたいな。そう期待していると彼から吉報が入りました。「今日はまあまあだった」 「なにが釣れた?」「帰ってから話すよ」 期待に胸を膨らませながら出刃包丁を研ぎます。ついでに柳刃も・・・。  夕方、玄関のチャイムの音。わくわくしながらドアを開けます。重そうに抱えたクーラー、おなじみの魚の匂いがあたりに漂います。氷の中から取り出されたのカツオ、アカムツ、カレイ、オキメバル、それにいつも多くてうんざりするようなサバがきょうは一匹だけ。  さあ~てと。 頭の中ではどれを食卓にのせるかクルクルと考えが交差します。息子は疲れはてソファーで鼾をかいています。  これで3~4日の食事の献立ができたとほくそえみながら魚を捌きます。私が料理の腕をみせましょう。 今日の夕食はカツオのたたきとオキメバルの刺身。 明日はムツの刺身とカレイの煮付けそれに酢締めしたサバのカルパッチョは朝食だな。 明後日はカツオ(なににしようか?迷いますねえ)ムツは手巻き寿司にするか。  余りは冷凍保存かな。ここは妻にまかせましょう。  ともあれ、新鮮な魚がただで?手に入るのはありがたいことです。息子と船頭さんとお魚さん ごっつあんで~す。また包丁を研いでおくよー。   乾杯!

川を渡り終わるまでは、ロバにだって「旦那様」というものだー実際に見たアラブの格言

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  10年あまり前にモロッコを訪れた時、世界遺産のカスバ、アイト・ベン・ハドゥを見物しました。この時は冬場で増水しているマレ川を渡らねばならないのでロバに乗りました。少年たちが盛んに「オレのロバに乗れ」と客引きしています。ロバなんか乗ったことがないので川の中央でずり落ちそうになり、あわててしがみついたものです。ロバはお構いなしに進んでゆくので対岸に着いたときはホットしました。    世界遺産のカスバ アイト・ベン・ハドゥの頂上から撮影        川を渡り終わるまでは、ロバにだって「旦那様」というものだ  アラブの格言どおりロバの背中で何もできないから頼り切るのは当然ですね。 ロバはアラブでは間抜けやのろまの代名詞です。 聞く耳を持たぬヤツと話すくらいならロバと話したほうがましだ という格言もあるほどです。でも必死に背中にしがみついている私はロバのやつにバカにされたのではないでしょうか。 また、川を渡るには ざわめきのある川をわたれ     と言われています。静かな淀んだ川は深みにはまる恐れがあります。川底の小石で飛沫を上げている所は浅くて安全です。 ロバはそこを選んで通って行ったのではないでしょうか。   賢いヤツです。間抜けの汚名返上ですね。 旦那さま!