碓氷峠廃線ウオーキング
何年前の事だったろう。 廃線になった旧信越本線の碓氷線が整備されてハイキングコースとなったと聞いたのは・・・。 しかし(横川~熊ノ平)を歩くとすれば基点地から往復しなけれならない、それでは距離がありすぎだ。 そこで考えたのはマイカー2台で行くことだ。 1台は横川、もう1台は熊ノ平の駐車場に置いて別々のパーティが下と上から歩けばよい。 1本道だから途中で車のキイを交換すれば片道で済む。 だが、このプランに乗ってくれる者は誰もいなかった。 今回チャンスがおとずれた。 阪急交通社トラピックスの碓氷峠・めがね橋の~んびり廃線ウオーキングと銘打った日帰りバスツアーだ。 早速、妻と二人分を申し込んだ。 熊ノ平駐車場(アプトの道スタート) 約20分/1.2km めがね橋 約18分/1.1km 碓氷湖 (食事) 約16分/1.0km 峠の湯駅 約15分/1.0km div> 旧丸山変電所 約18分/1.3km 碓氷関所跡 約8分/0.2km 碓氷峠鉄道文化村 約2分/0.7km 横川 峠の釜飯おぎのや前(ゴール) 資料出典:左)阪急交通社トラピックスのパンフレットより抜粋 (右)安中市産業部 商工観光課パンフレット 9月28日 、バスは熊ノ平に着いた。 ここがアプトの道ウオーキングのスタート地点、まず急な階段を上ってゆく。 このウオーキングの魅力は旧線路の数多くの トンネルをのんびりと下り道で歩いてゆくことだ。かつては列車、今は人の列が往く。時間は十分ある。まず10号トンネルからめがね橋の手前の6号トンネルまで1.2kmの道のりを歩く。 トンネルの両脇には撤去された線路に敷く砕石が残されている。また、保線工事の際の壁に設けられた避難場所の窪みも、そこかしこに見られる。学生時代は汽車でここを何度も通過して行ったんだなあ。思い出が頭を過ぎる。 トンネルを抜けるとそこはまたトンネルの入り口だった。 6号トンネルを通過すると今回のウオーキングの目玉、めがね橋(碓氷第3橋梁)だ。ここからはちょっとコースを外れ急な階段を下るとその景観が楽しめる。昇り降りがき