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5月, 2007の投稿を表示しています

挿し木で増えたよー我が家の園芸

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  古くなった家を建て替えたので、庭は全く無くなってしまいました。私の次の望みは緑の復活です。そこで、屋上で園芸を始めました。植栽、といっても草花の苗を買ってきて、プランターに植えるくらいのもの、しかし、年が経つに連れその数は増してきました。 狭いスペースだから、大きくなりすぎた植物は剪定せざるを得ません。五月、つるバラの花が咲き終わると、古い枝は切ってしまいます。しかし、もったいないナ。15cm程度に切った枝を何本もプランターに挿して日陰に置いておきます。 秋には根付いた苗を堆肥とともに植木鉢に移します。  年を越したその春、新しい茎がぐんぐん伸びてきます。ある種のバラはもうつぼみをつけ、可憐な花を咲かせています。病気や害虫に気をつけるだけで、これは初心者にも出来る園芸といえましょう。                                         バラー嵯峨野                               左は挿し木をしてから2年目、右は昨年のもの、今年もう花が咲きました。 ルーキーです。秋になったら、大きな植木鉢に植え替えてやらねばなりませんね。    バラー難波いばら         玄関先の植え込みのバラを3年前に挿し木にしました。 毎年5月になると日当たりの良い屋上では、親株より多い花が咲きます。   たった、一年に一度、ちょっと物足りませんが、毎年清楚な白い花が咲く日が待ち遠しいものです。  今では、この木から採った三代目の挿し木が知人の家に貰われていきます。                  そこで、いろいろな植物の挿し木を試して見ました。  春、はごろもジャスミンやブルーデージー、秋になったら月下美人、酔芙蓉。 いずれも成功しました。つるバラ(マーメイド)もアーチ一杯においかぶさっています。いまでは、すっかり元気がなくなった親株に比べ、これらの子株どもは屋上一杯に咲き誇っています。                     ブルーデージー                         親株はとうの昔にかれてしまいましたが、 あちこちに根づいた子どもたちは4月頃にいつのまにやら、咲きはじめます。 それを掘ってプランターに集めました。 いまでは5鉢。   ペラルゴニウム             5月になったら一斉に咲き始め

なぜ、日本人の舌に合わなければ和食とよべないのか

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  農水省では海外日本食レストラン認定事業を進めています。和食はこうあるべし、と日本人の味覚を押し付けるので海外では 「スシポリス」 と揶揄され評判が良くないようでs。カルフォルニア・ロールの寿司ですら、今や日本人の舌に取り入れられています。 北京の寿司チェーン店では、チョコレート巻きやメロンなどが載ったフルーツ寿司が若者達に人気だといいます。 食の味はその場所や時代に応じて変化していくものではないのですか。   しかし、タイのすしネタは本物なのでしょうか?  最近、シカゴの寿司屋でティラピア(カワスズメダイの仲間)やレッド・スナッパー(フエダイの仲間)をマダイと偽って握っていると報道されました。こればかりはちょいと問題です。 私はこれらの魚を何回も食べる機会がありましたが、マダイとは味も食感もまったく違います。しかし、名前がわかっていればそれなりの味が楽しめるのに。ティラピアもレッド・スナッパーもけして、不味い魚ではありません。  日本のスーパーでもティラピアはイズミダイ、南米産のメロという魚もギンムツという名で店先に並んでいました。外国名では売れないので和名を付けたそうです。 日本食の材料にするために、日本の名前にしてしまうとは・・・。   西も東もインチキだらけ。 まったく、やりきれませんねえ。 やはり、スシポリスの出番かな。          真鯛: これが 本当のタイだ !         レッド・スナッパー: フエダイの仲間、味、姿かたちも違う       ティラピア: 淡水魚だからイズミダイ、考えましたネ   外国の料理を和風に変えるー日本人の特技  ラーメンは中華そばを日本風に変えたもの、香港や台湾では、それを「日式麺」とわざわざ断っています。韓国の人も日本の好みにあわせて、あえて、あまり辛くない浅漬けのキムチを作っています。トンカツやカレーだって、洋食を日本人の舌にあわせて発展させてきたものでしょう。  各国料理のレストランが乱立する日本、本国の味をそのまま提供している店が、この中に何軒ありますか?オリジナルの味とは違うとその国から苦情が寄せられたことがあるのでしょうか? 和食の味がおかしいと、つべこべ言うのは日本だけのようです。   来日した外国人には、たいがいテンプラ、すきやきが振舞われます。だが、これは日本古来のものではありません。もともとポ