こんなところに小さな秋が・・・
もう11月末なのに日中は暖かい日が続いていますが朝方は7℃、ようやく冬らしく気温もさがってきました。一体、従来の日本の四季の移いはどうなってしまったのでしょうか。ささやかな屋上の園芸は秋の花々が終わりを告げ冬らしく寒々としていますが、おやっ?こんな所に紅葉が。いつの間にか秋が来ていたのですね。 思い起こせば10数年も前になるでしょうか。植木鉢の花の横に小さな木が発芽していました。小鳥が運んできたのでしょうか。これを植え替えました。月日が経っても片隅に置かれたこの木は、気にも留めませんでした。 晩秋を過ぎ11月末の暖かい日にバラなどに水やりをしていると、真っ赤に色づいた紅葉が眼にとまりました。2メートル足らずの樹が秋を告げているのです。 よく眼をこらすとプロペラのような種子が・・・これを小鳥が啄んでいくのでしょうか、それともドローンみたいに舞い上がっていくのでしょうか。そして、知らない場所で新しい命が芽生えるのでしょうね。 そんな思いを巡らせながら、紅葉の根本にそっと水を撒きました。