言われていた世界の三大無用の長物・・・これってウソでしょ!
現在、世界では新形コロナウィルスが猛威を振るっています。パリのエッフェル塔をはじめ世界の観光地の名所は軒並み閉鎖に追い込まれています。早くウィルスの感染が収まると良いですね。ところで私の少年の頃、昭和の20年代に世界の三大無用の長物は?という大人の会話を耳にしました。それは 万里の長城、ピラミッド、エッフェル塔 だそうです。その時はふ~んそうか、と聞き流す程度でしたが、今になって考えてみるとこれらは本当に無用なのでしょうか? 当時、話をしていた大人の年齢よりずうっと年をとってしまっている現在の私、これは間違っていたと思っています。 中国の万里の長城、エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔。私がこれらの地を訪れて時にはその壮大な威容と歴史に感銘をうけました。 人類の英知を結集したこれらの建造物にはその時々の歴史の背景に必要であった事情が込められていたのでしょう。それは、現在の人々が眼で視ても感じとられるのではないでしょうか。 万里の長城 長い歴史と長い建造物は訪れて良し、観て良し、また来てみたいものです。 右側の長城は観光客で一杯。どういうわけか左側は人影はまばらです。従って、この左側を1時間ほどかけて散策しました。ゆっくりと古代中国の歴史を身に刻むことが出来ました。 現にこれらの歴史的な遺産には多くの人が訪れています。けして無用の長物ではないと思うのですが? 昭和の時代にこんなことを言っていた人はこれらの地に行くことが出来なかったからかもしれません。交通の便利な今の世の中ではこれらの遺産の評価はどんどん変わってゆくのでしょうね。次世代の人がどう思うのか?あの世から眺める事にします。 ところで、訪れてがっかりする世界の三大名所というのがあります。 まず、ベルギーのしょんべん小僧、シンガポールのマーライオン、それにデンマークの人魚姫の像です。これも私は見てがっかりするどころか、旅の楽しさを倍増させてくれました。もしかして、こんな悪口を言うのはまったく名所がない観光地の僻みだったかと思うのですが・・・。 暇人のつぶやき: 早くコロナウィルスの流行が収まってくれないと各地の観光地は人々に忘れられて無用の長物になってしまいそうです。 '''