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数ある卵料理のなかで・・・

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   玉子焼きをどう作るか? 厚焼きたまご、目玉焼き、いりたまご等々、各家庭ではそれぞれの作り方がありますね。 私の少年時代、友達の家に遊びに行くと民芸風の土器に入った玉子が食事に出てきます。一風変わっていてしかも美味しいと来ている、思わず「おいし~い」と言ってしまいました。だからその家に行けばかならず出てくるようになりました。母にねだると「うちにはそんな容器はありませんよ」と作ってもらえまず、いつもの通りの厚焼き玉子でした。  時が立ち、新婚時代だったでしょうか、妻の実家に近い民芸品店にその懐かしい容器が並んでいました。早速買い求め、以来、我が家の朝食の付き物となりました。子供が生まれるとその分も増えていきました。 この容器はバーナード リーチ氏の作品です。  レシピは簡単です。  まず、容器にバターをひとかけ、それに玉子を一個落とし蓋をします。鉄製のフライパンに水を入れてその容器を入れガラス蓋をします。湧いてきたら弱火で5分、火を止め2~3分蒸らします。これで出来上がり~い。  半熟のアツアツを食卓に運び、コショウ(黒)と醤油をチョットかけるだけ。スプーンでまぜ口に運びます。バターの香りが食欲をそそりますね。  あれから40余年、海外勤務の折にも使っていたその容器は一つ欠け二つ欠け、今では私たち老夫婦の分しか残っていません。しかも、容器の蓋も割れてしまいボンドで修理しました。 「新しいのを買わねばならないな・・・」  妻の実家のそばの民芸店は当の昔に店を畳んでしまっていましたから、旅行先の民芸店にはかならず立ち寄って探し求めました。残念ながら未だに見つかりません。この容器、今では我が家のお宝になっています。  暇人のつぶやき:  いろいろありますね、玉子の料理は・・・。  一体誰が考えたのでしょうか、キムチたまご。酸っぱくなったキムチに玉子を混ぜ合わすだけ。和風、洋風の料理にいずれにも合います。   酸っぱくなって残ったキムチの部分、大匙1杯くらい(大きな白菜は刻んだ方が良い)。フライパンにごま油をひき、炒めます。そのうえに玉子を一個ポンと落としで混ぜ合わせるだけ。所要時間約1分、まったく手間がかかりません・・・妻の料理の手助けにはまったくなりませんが。